3D単独図長期保管ガイドラインDraft版 リリース!!

2008.12.24 日本PTC/USER会


このガイドラインは、ドラフト版です。正式なガイドラインVer1.0は、ここをクリックしてください。

1.ガイドライン発行にあたって
多くの設計現場において、3次元CADの導入が進み、ごく一般的なツールとして利用されています。そのため、設計成果物である3Dモデルが蓄積され続け、この3Dモデルは重要な設計情報として再利用も当たり前の状況になっています。また、3Dモデルの特質を生かして2D図の簡略化をはかる取り組みや、3D単独図での運用の取り組みも多くの会社で行われています。
この様に3Dモデルや新しい図面方式である3D単独図は、ものづくりにとって重要な情報として長期間にわたり維持管理することが重要なテーマとなっています。しかし、これらはデータ様式の特性上、文書や2D図の様に印刷することにより再現することができる物と異なり、ソフトウェア・ハードウェアを用いて再現をする必要があります。このため、本ガイドラインでは長期間にわたり3D単独図を維持管理する際に考慮すべき内容についてまとめ、3D単独図移行への一助になることを目的としています。


2. 3D単独図長期保管のポイント

 従来の2D図での原本の長期間保管の仕組みを、3D単独図に置き換えることを考え、2D図で運用されている原本の長期保管と同等である事を条件としました。そこでまず、原本を「一定の事項を表示するため確定的なものとして作成された文書」(内閣法制局法令用語研究会編「有斐閣法律用語辞典」より)としました。これから本ガイドラインで達成すべきゴールを「保存すべき図面要件がISO、JISなどで確定的に規定され、同時に2D図と比較した場合の保存・管理上の問題点が解決された状態にあるようにしておくこと」とし、基本的な考え方としています。





3.ガイドラインダウンロード

3D単独図長期保管ガイドラインのダウンロードは業種を選択し、「ダウンロード」のボタンを押してください。
3D単独図長期保管ガイドライン 第Draft版  (2008.12.24) (PDF版 1MB)ダウンロード
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3D単独図長期保管ガイドライン 第Draft版  (2008.12.24) (MS-WORD版 1.5MB)ダウンロード
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4.最後に
 現在多くの会社では、3Dモデルの長期保管に関しては、問題があると認識されながら3Dモデルを正とせず、2D図を正とした上、従来の管理・運用をしています。しかし現在、2D図は3Dモデルを補完するものとなり、2D図だけでは設計情報を維持管理することが難しくなってきております。それに加えて、近い将来導入がされる3D単独図の普及により従来の管理・運用では対応することができなくなっています。
 今回、3Dモデルの長期保管について会社の枠を超え議論を行い、このガイドラインを発行しました。3D単独図に関するこの様な取り組みはなく、参考にすべき情報もなく手探りでガイドラインの編集を行ってきました。この為、内容的にも十分なものであるとは考えておりません。しかしながら、現状の問題点について正面から議論を行い、その結果をガイドラインとしてまとめることにより、業界での取り組みの一助になれば幸いです。
 また、Ver1.0発行に向けて、内容の見直しを積極的に行っていく予定です。ご意見、ご要望があれば是非お寄せください。併せて新メンバーも募集しておりますので、企業の枠を超えた議論の場に是非御参加ください。
参加!