2011.12.25 PTCジャパン・ユーザ会

Creo*解体新書 発行にあたって

1986年からPTCにより開発の始まったパラメトリック・モデリング技術を利用したPro/ENGINEERは、ソリッドによる3次元形状の表現と、パラメトリック・モデリングといわれる、形状の寸法値による形状コントロールと、これを履歴として管理するヒストリカル手法により、それまでのCADの概念を一新しました。これにより、多くのCADがこの技術を導入し、製造業で3次元CADによる、業務の効率化などが達成されました。しかしながら、このパラメトリックとヒストリには、設計意図を3次元形状に反映させるメリットをもたらしましたが、一方で、設計意図が確定していない段階の構想設計や必ずしも設計意図を必要としない製造工程での3次元形状の活用などで、形状編集がしにくいと言った問題点が指摘されてきました。この課題を解決する為、PTCよりリリースされたCreoシリーズは、従来のパラメトリックとヒストリのメリットを維持しながら、ノンヒストリーの柔軟性を兼ね備えたソフトウェアとして発表されました。本フォーラムでは、多くのユーザが持つ「Creoって何ができるの? 仕事で使えるの?」と言った疑問に対し、ユーザ目線で評価/検証を行いました。Creo*解体新書がCreo導入の一助となれば幸いです。

Creo*解体新書について

今回、開発したCreo*解体新書は、Creo 1.0の発売に伴いリリースされたApps群の紹介や混乱されやすいパラメトリック/ダイレクトモデリングやダイナミック編集/フレキシブルモデリングなどの解説と利用時に注意しなければならない点などを解説しています。その他に、Creo 1.0の新UI、新機能について具体的な操作方法手順を示しながら解説しています。
また、ユーザインターフェイスが大きく変更され、三菱重工業株式会社(三菱Pro/Eユーザ会)様から提供いただきました、「Creo 1.0 メニュー・コマンド相違点調査結果」をPDF版に掲載しております。あわせて活用ください。
なお、実際の評価は、より具体的な業務を想定して、より実践的な評価を行いました。本来はすべて開示すべきところですが、広く文書で公開されることを踏まえて、記載をしていない部分があることはご了承願います。より詳細の評価結果に興味のある方は、是非当フォーラムにご参加ください。

Creo*解体新書のダウンロードは業種を選択し、「ダウンロード」のボタンを押してください。

Creo*解体新書_V1.0.doc
(2011.12.25) (MS-WORD 18.5MB)ダウンロード

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Creo*解体新書 V1.0+メニュー・コマンド相違点調査結果.pdf
(2011.12.25) (PDF 22.5MB)ダウンロード

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最後に

Creo 1.0は、新しいコンセプトで生まれたユーザにとっても久しぶりに興味がもてるものになっています。実際、評価結果からも、実務ですぐに活用したい機能があります。 しかし一方で、実務で利用するにはまだ機能が不足している部分もあり、今後ともPTC R&Dとコミュニケーションを取りながら、より良い改善要求を行って行く予定です。

謝辞

「Creo 1.0 メニュー・コマンド相違点調査結果」を快く提供いただきました三菱重工業株式会社(三菱Pro/Eユーザ会)様及び評価用PC、ライセンスを提供いただきましたPTCジャパン株式会社様及び芸林氏に深く感謝いたします。